・どうなる?軍政のミャンマー!
軍政に対する反政府デモから発展したミャンマー(ビルマ)の混乱。ついには、日本人ジャー
ナリストの死者も出た。発端は、燃料価格の急激な値上げと言うが、急激な値上げは以前
もあった。それまでから庶民の不満は長年に渡り蓄積してきた。民主化の運動家のアウンサ
ンスーチーさんが軟禁されているのはご存じだろう。
途中から僧侶がデモの中心になったが、周辺国と同じく仏教国のこの国では、僧侶は人々
からたいへん敬われる存在だ。日頃から、托鉢や寄進が行われている。僧侶は、その中で
人々の困窮の様子を直に感じ取っている。それが、今回の行動にもつながっている。
軍が僧侶に引き金を引いたことにより、民衆の怒りはさらに高まった。しかし、大量の検挙に
より、勢力が弱まっているという。情報統制も行われている。現在は、極端に情報が少なくな
っている。

↑ 今回のデモの中心にもなった寺院、ヤンゴンのシュエダゴンパゴダだ。ヤンゴン市の中心部
より北の丘にある。参道の門から上がっていくのだ。多くの人々が連日お参りに訪れている。
もちろん、僧侶もたくさんいる。

↑ 人々が熱心に祈っている。同じ仏教でも、日本などに伝わったのは大乗仏教だが、スリラ
ンカ〜東南アジアでは上座部仏教だ。拝み方も違う。

↑ これは、ヤンゴン市内中心部にある、スーレーパゴダだ。ここでも、軍と多くの人々の攻防が
あったようだ。カメラマンの長井さんも、この周辺で悲劇に遭ったと思う。
このパゴダは、陸橋からも中に入れる。周りの建物には店も入っている。ここも、やはり多くの
人々がお参りに来ている。
↑ バゴーにあるチャカッワイン僧院だ。僧侶になるための勉強をしている若者がいっぱいいる。
今回のデモは、若い僧侶が中心になったという。こういったところで勉強していた若い僧が行
動を起こしたのだろうか。
反対に、一部の高僧は軍部から寄進を多く受け、動けなかったともいう報道もあった。本当
なら情けないことだ…
情けないのは、軍政の支援国である利権が絡んだ中国とインドも同じだ。

↑ 修行中の僧は、このように集団生活をしている。1人分のスペースは少しだ。ヤンゴンにあ
る僧院は、軍の急襲に遭って、破壊されたところもある。

↑ 同じくバゴーにある、シュエターリャウン寝仏だ。55mもあり、1000年以上も寝ておられる。
しかし、今回の騒乱で寝ている場合ではないと思われているのでは?

↑ 南東部にある町、モウラミャインのタンルウィン川の船着き場には、軍の船がいる。治安警
察のエージェントは国中のあちこちにいるし、軍もこのようにあちこちの目につくところにいる。街
なかで、うっかりと軍や政府の悪口は言えない。見つかったら、タダでは済まない。撮影は絶
対に禁止だが撮った。

↑ 大きくはないが、砲台があり、完全な軍艦だ。これも撮影禁止だ。私が寄った川沿いのレ
ストランの近くに係留していたが、このときにここの店の関係者と一緒に飲み、いろいろな話を
した。軍が近くにいるのにも関わらず「英語なら大丈夫。」と政府や軍の批判を話し始めた。
民衆は、みな困窮し怒っているのだ。ヤンゴンでも、日本で働いていたことがあり日本語を話
す青年が、軍政について語っていた。
ミャンマー(ビルマ)は、これからどうなっていくのかが、たいへん心配だ。
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