・タイ少数民族アカ族

▽タイ少数民族アカ族の暮らし


タイ北部、メーサイという街の近くに、少数民族刺繍シリーズの生産パートナー・ホーリーの拠点があります。朝と夜は自然の静けさがあたりを包み、大きな木々が子供たちの成長や日常を見守ってます。

ホーリーでは、近くの小学校へ通う子供たちが約70名、小学校卒業以上のお姉さん組70名が寮生活をしており、この子供たちはみな、少数民族・アカ族です。
ふだん暮らしている山の村から、街中の学校に通うことが困難な子供たちを、ホーリーが運営する寮で預かっています。

「20年位前はアカ族の村には電気も何もなかった。綿を育て糸操りをする人や家の縁側のようなところに座って刺繍をしている女性の姿があちこちで見られた。本当にシンプルで平素な様子だった。」と、ホーリーの代表ペンサさん。
今では、アカ族伝統の高床式の家の中には電気もテレビも、外には水道もあるそう。
以前は子供を学校に行かせたがらなかった人が多かったそうですが、今は教育の重要性を理解するようになったとか。そのため、ホーリーの寮に入りたい子供も増えてきたのだそうです。
若い人たちは技能を身につけて町へ出て働くというライフスタイルが多くなってきました。
しかし、教育をきちんと受けていなかったり、都会で暮らす人々に比べてうぶで世間知らずなことも多いようで、大都会バンコクへ働きに出て、だまされて帰ってくるようなケースも多々あるそうです。

タイ北部には、タイ・ミャンマー・ラオスの3国が川を挟んで国境を接する地域があり、昔から麻薬の密売が横行している地として知られています。アカ族の人たちも麻薬の原料となるケシを育て、密売に手を染めて家族が崩壊するケースもあるとか。
実際、ホーリーの寮で暮らす女の子の家庭の例として、兄が麻薬の密売に手を染め、自ら麻薬中毒になり現在服役中で、家族が崩壊してしまったケースがあったそう。

お届けするホーリーの製品は、学校教育を終えた後も寮に残っている19〜21歳の女性たちが中心に作っています。
建物の入り口あたりに座りながら、アカ族伝統の細い糸でのカラフルな刺繍を施す女性たち。
刺繍を施した布を先につくり、それを縫い合わせて製品を作っています。


タイ少数民族アカ族の製品はコチラ


たくさんの子供たちが、十分な教育を受けられますように。
親元で暮らせますように。「ちきゅまる」の願いです。